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 米Analog Devices(アナログ・デバイセズ)は、アイルランドで同社が開設した協業型研究開発施設「ADI Catalyst」へ、今後3年間に1億ユーロ(約134億円、1ユーロ=約134円換算)を投資すると2022年3月4日に発表した ニュースリリース 。同社は、この研究開発施設において、顧客やビジネスパートナー、サプライヤーなどのエコシステムパートナーと協業しながらイノベーションを生み出し、先端的なソリューションの開発を狙う。

ADI Catalystのイメージ
ADI Catalystのイメージ
(出所:Analog Devices)
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 ADI Catalystでは、インダストリー4.0や持続可能エネルギー、自動車の電動化、次世代コネクティビティーなどの分野において、ソフトウエアベースのソリューションや人工知能(AI)関連のイノベーションの開発に焦点を合わせる。こうした開発に必要な人材など250人ほどを25年までに採用する計画である。

 ADI Catalystは、アイルランド リムリックのラヒーン・ビジネス・パーク内の同社の敷地にあり、広さは10平方フィートである。今回、現在進行中のプロジェクトも紹介した。マスマーケット型医療から個別型医療への移行を支援するプロジェクトである。このプロジェクトでAnalog Devicesは顧客やそのエコシステムパートナーと協業して、柔軟な次世代モジュラー型生産システムを構築する。構築したシステムを使うことで、患者1人ひとりに最適化した、免疫細胞の遺伝子の改変によって特定のがん細胞を攻撃するCAR-T細胞療法や、マイクロチップの体内埋め込みを可能にするという。