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 アマゾンジャパンは2022年3月30日、記者発表会「Prime Video Presents Japan」をオンライン上で開催し、動画配信サービス「Amazon Prime Video」に関する今後の戦略について説明した。

 プライム・ビデオ ジャパンカントリーマネージャーの児玉隆志氏は、「さらに多くの人にPrime Videoを楽しんでもらうためには、動画配信以外の特典を目当てに加入したAmazonプライム会員を含めた利用者に満足してもらえるサービスにしなければならないと考えている」と述べた。これを実現するべく、「価格」「利便性」「品ぞろえ」を強化する考えを示した。

 例えば1点目の価格については、「Amazonプライムでは月間プラン500円または年間プラン4900円で、1万タイトル以上の動画作品の見放題サービスや、お急ぎ便などの配送特典、200万曲の聴き放題サービスなどを提供している。これからますますお得なサービスになるように努力していく」とした。2点目の利便性に関しては、「日々、Webサイトの構成やUI(ユーザーインターフェース)の改善に努めている。Prime Video対応端末も増やしていく」とした。

 3点目の品ぞろえについては、「Prime Videoでしか見られないコンテンツは、Amazonプライムへの新規加入の大きな動機になっていると考えている」「2021年は見放題の独占作品数を前年に比べて70%増やした。2022年も独占作品数を増やしていきたい」とした。さらに「幅広い利用者のニーズに応えるには幅広いラインアップが必要。アニメや映画、テレビシリーズといった幅広い日本のローカルコンテンツが土台となっており、今はその上にコンサートやライブスポーツなど新たなジャンルの追加を試みている」と報告した。

 日本のPrime Videoにおけるスポーツのライブ配信の第1弾として、村田諒太選手とゲンナジー・ゴロフキン選手が対戦するボクシングの世界ミドル級王座統一戦を2022年4月9日に配信する。これに加えて今回の記者発表会では、スポーツのライブ配信の第2弾として、井上尚弥選手とノニト・ドネア選手の世界バンタム級王座統一戦を6月7日に配信することを発表した。

アマゾンジャパンの児玉氏(左)と井上選手
アマゾンジャパンの児玉氏(左)と井上選手
(撮影:日経ニューメディア)
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 児玉氏は、今後日本でボクシング以外の競技のライブ配信を行うかについて、「検討しているが、具体的に報告できる段階ではない」とした。一方で、「スポーツライブ配信は、成長のドライバーの柱の1つと考えている。日本のユーザーが、どうしても見たい、と思うものを用意していく。また、そのスポーツを目当てに加入したAmazonプライム会員が、他に見るものがない、とならないように、ニーズを研究した上でラインアップを強化していく」という考えを示した。

 この他に今回の記者発表会では、2022年以降に配信する新作のラインアップを発表した。Amazonのオリジナル作品として、「モダンラブ・東京」(配信開始は2022年秋予定)や「僕の愛しい妖怪ガールフレンド」(同2023年予定)、「エンジェルフライト」(同2023年予定)、「復活!風雲!たけし城(仮題)」(同2023年予定)などのコンテンツを順次配信する。