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 米Intel(インテル)は、世界最速を謳う(うたう)デスクトップPC向けMPU(マイクロプロセッサー)「第12世代 Intel Core i9-12900KS プロセッサー」(以下、新製品)を2022年3月28日(現地時間)に発表した ニュースリリース 。最大動作周波数は5.5GHzと高い。

 新製品のポイントである最大動作周波数は、22年1月に開催されたテクノロジー見本市「CES 2022」において、当時CCG(Client Computing Group)トップだったGregory Bryant氏が紹介している*1。今回、新製品として正式発表となった。上記の5.5GHzは新製品をTurbo Boost動作させた時の最大周波数で、これまで最速だった第12世代Core「Core i9-12900K」(以下、既存品)*2の同周波数である5.2GHzから0.3GHz引き上げられた。

関連記事 *1 米Apple(アップル)のM1 Maxを超えた インテルがノートPC向け第12世代Core *2 インテルの第12世代Core、第1弾はデスクトップPC向け6モデル
CES 2022において今回の新製品の最大動作周波数が紹介された
CES 2022において今回の新製品の最大動作周波数が紹介された
右端は当時のインテルのCCG(Client Computing Group)トップだったGregory Bryant氏。(出所:インテルのプレゼンテーションビデオからキャプチャー)
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 既存品と新製品は同じチップ構成だが、集積したCPUコアの動作周波数が高まっている。例えば、性能重視のPコア(Performance Core)の定格動作周波数/ターボ動作時最大動作周波数は、既存品で3.2GHz/5.1GHzだが新製品では3.4GHz/5.2GHzになった。また効率重視のEコア(Efficient Core)の定格動作周波数/ターボ動作時最大動作周波数は、既存品で2.4GHz/3.9GHzだが新製品では2.5GHz/4.0GHzに高まった。動作周波数の向上に伴って、消費電力も上がった。Processor Base Powerは既存品では125Wだったが、新製品では150Wになった。ただしMax Turbo Powerは241Wで据え置きである。なお新製品は既存品と同じく、動作周波数の倍率アンロックが可能である。

 商品パッケージは既存品に近いが、新製品では限定品を示す"SPECIAL EDITION"の文字が入っている点が異なる。チップセット「Z690」が載ったメインボードのBIOSをアップデートすれば、既存品を新製品に置き換えての動作が可能になるとされる。新製品のCore i9-12900KS プロセッサーは22年4月5日に全世界で発売された。米国における推奨小売価格は739米ドル(約9万1900円)から。

新製品の商品パッケージ
新製品の商品パッケージ
(出所:インテル)
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