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 スウェーデンVolvo Cars(ボルボ)は2022年4月19日、ベンチャーキャピタル部門のVolvo Cars Tech Fundを通じて、イスラエルの電池開発ベンチャーのStoreDot(ストアドット)に投資したと発表した。ストアドットは、5分間の充電で100マイル(約160km)を走行できる電池技術の開発を進めている。今回の投資により、24年までに量産開始を目指す。

(写真:Volvo Cars)
(写真:Volvo Cars)
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 今回の投資は、ストアドットのシリーズD投資ラウンドの一部であり、ボルボのほかドイツDaimler、ベトナムVinFast、インドOla Electric、英BP Ventures、韓国Samsung、日本TDK、中国EVE Energyなどが参加した。

 ストアドットの電池開発は、超高速充電技術の開発を目的とした独自のシリコン電極技術と関連するソフトウエアからなる。すでに多くの自動車メーカーと協力して試験用に「100in5(5分間で100マイル充電)」セルのサンプルを出荷している。24年までに100in5の量産を実現し、次の10年には2分間の充電で100マイルの走行を達成することを目指す。

 今回の投資によりボルボはストアドットの電池技術へのアクセスを確保した。ボルボとストアドットの協力関係は、スウェーデンNorthvolt(ノースボルト)と21年に設立した合弁事業内で実施する。ボルボは、25年までに販売台数の半数をEVに、30年には販売するすべての車両をEVにすることを目指している。