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 インターネットの接続性能評価サービス「Speedtest」を運営する米Ooklaは2022年4月18日(現地時間)、2022年第1四半期の世界各国のインターネット通信状況をまとめた「Speedtest Global Index Market Analyses」を発表した。今回は44の市場で最高速のブロードバンドを提供する事業者や端末、チップセット、主要都市での通信速度なども公表している。

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アフリカ・中東アジア

コートジボワール移動通信事業者MTNが国内最高となる15.71Mビット/秒と一貫性が71.1%と高いサービスを提供。固定ブロードバンドではOrangeやCANALBOXがともに33Mビット/秒超のサービスを提供する。
ヨルダン移動通信ではUmniahが30.42Mビット/秒、固定ブロードバンドでは、Orangeが78.08Mビット/秒の通信を提供している。
ケニア移動通信では、Safaricomが20.49Mビット/秒で最速となっている。固定ブロードバンドではFaibaが24.64Mビット/秒、一貫性スコアでも49.8%で国内1位となっている。
リビア移動通信では、Libyana が12.54Mビット/秒、固定ブロードバンドでは、AWAL Telecomが20.02Mビット/秒で、それぞれ国内1位となっている。
ナイジェリア固定ブロードバンドでは、ipNXが21.34 Mビット/秒、一貫性スコア45.9%で1位となっている。移動通信では、AirtelとMTNがそれぞれ22.42Mビット/秒、21.71Mビット/秒の通信を提供している。
カタールOoredooが、133.15Mビット/秒で最速となっている。5GでもOoredooが443.37Mビット/秒、Vodafoneが425.88Mビット/秒に達している。また、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1やSnapdragon X60 5Gを搭載する端末では、それぞれ575.01Mビット/秒、402.84Mビット/秒を確認している。
南アフリカ固定ブロードバンドでは、 Cool Ideasが46.05 Mビット/秒、⼀貫性スコア73.2%となった。5GではMTNが213.37Mビット/秒で最も速く、次がVodacomの132.11Mビット/秒となっている。端末では105.21Mビット/秒のSamsung Galaxy S22 Ultraが一番人気で、次に82.23Mビット/秒を記録したiPhone 13 Pro Maxが続いている。
タンザニアHaloteが17.84Mビット/秒、一貫性80.1% でトップとなっている。人口の多い都市部ではMwanza市で移動通信ネットワークでの13.76 Mビット/秒が最速となる。
トルコ移動通信では、Turkcellが53.77Mビット/秒、一貫性92.7%で最速となっており、固定ブロードバンドでは、TurkNetが47.43Mビット/秒、一貫性76.8%で最速となる。
※表中の速度はいずれもダウンロード速度の中央値。一貫性は速度の極端な低下などがないことを示す尺度。
カタールの通信状況
カタールの通信状況
固定ブロードバンドでは世界40位だが、 移動通信性能では世界3位となっている (出所:Ookla)
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アジア・太平洋

中国固定ブロードバンドでは、China Telecomが146.70Mビット/秒で最速、5GではChina Mobileが300.96Mビット/秒、次いでChina Telecomが296.97Mビット/秒、China Unicomが280.62Mビット/秒となっている。端末では、Huaweiが108.94Mビット/秒で最速となる。
香港移動通信ではChina Mobile香港が66.11Mビット/秒、5Gでも172.19Mビット/秒で最速となっている。移動通信プロバイダー3がその後を155.81Mビット/秒で追っている。
ニュージーランド移動通信では、Vodafoneが59.65Mビット/秒、5Gでは2degreesが479.71Mビット/秒でトップに立ち、Vodafoneの342.45Mビット/秒、Sparkの307.21Mビット/秒が続いている。固定ブロードバンドでは、MyRepublicが217.66Mビット/秒で最速となっている。
フィリピン移動通信ではSmartが24.07Mビット/秒、5Gでも200.43Mビット/秒でトップに立ち、人口の多い都市部では、Caloocan市で25.71Mビット/秒を記録している。
シンガポール移動通信では、Singtelが93.00Mビット/秒、5Gでも2021年第4四半期の289.01 Mビット/秒から360.31Mビット/秒に急成長し、トップに立っている。
台湾Chunghwa Telecomが5G時415.45Mビット/秒でトップに立ち、その後をFarEasToneが310.83Mビット/秒で追っている。台湾で売れている端末では、QualcommのSnapdragon 8 Gen 1搭載端末が162.51Mビット/秒で最速となっている。
タイ移動通信では、AISが43.52Mビット/秒、5Gでも261.19Mビット/秒でTrueMove Hやdtacに勝っている。
ベトナム移動通信では、Vinaphoneが42.43Mビット/秒でViettelの40.61Mビット/秒を上回っている。iPhone 13 Proでは70.91Mビット/秒を確認している。
※表中の速度はいずれもダウンロード速度の中央値。一貫性は速度の極端な低下などがないことを示す尺度。
中国の通信状況
中国の通信状況
移動通信性能で世界11位、固定ブロードバンドでは同9位となっている (出所:Ookla)
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欧州

オーストリア固定ブロードバンドでは、Magentaが154.44Mビット/秒でトップに立ち、LIWESTが88.75Mビット/秒で後に続いている。移動通信では、A1が69.80Mビット/秒、その次が3の53.73Mビット/秒となっている。
ベルギー固定ブロードバンドでは、Telenetが 129.18Mビット/秒、続いてVOOが109.76Mビット/秒となっている。移動通信では、Telenet/BASEが66.92Mビット/秒で最速となる。
チェコ移動通信では、T-Mobileが55.63Mビット/秒、固定ブロードバンドでは、Vodafoneが89.23Mビット/秒でそれぞれ最速となっている。
デンマーク固定ブロードバンドでは、Fastspeedが284.28Mビット/秒で最速となり、Hiperが239.43Mビット/秒でその後を追っている。移動通信では、YouSeeが115.87Mビット/秒で最速となっている。
エストニア固定ブロードバンドでは、Elisaが74.48Mビット/秒で最速となり、移動通信では、Teliaが73.20Mビット/秒で最速となっている。
フィンランド移動通信では、DNAが70.76Mビット/秒で最速となり、一貫性でも93.1%でトップとなっている。2位はTeliaで91.7%。また、DNAは5Gでも最速の297.70Mビット/秒で、その後にTeliaの259.68Mビット/秒、Elisaの230.35Mビット/秒が続いている。固定ブロードバンドでは、DNAが87.87Mビット/秒、Elisaが86.54Mビット/秒、Teliaが86.13Mビット/秒と僅差になっている。

フランス移動通信では、Orangeが81.03Mビット/秒、一貫性でも89.8%でトップに立っている。Orangeは5Gでも366.42Mビット/秒で最速となり、次いでSFRの247.32Mビット/秒となっている。
ドイツ固定ブロードバンドでは、Vodafoneが108.67Mビット/秒で最速。移動通信では、Deutsche Telekomが79.34Mビット/秒、一貫性でも90.9%、5Gでも193.09Mビット/秒で最高値を得ている。
ハンガリー固定ブロードバンドでは、Vodafoneが159.59Mビット/秒、一貫性でも87.9%で最高となっている。移動通信では、Yettelが50.62Mビット/秒で最速となる。
ラトビア固定ブロードバンドでは、Balticomが188.27Mビット/秒、一貫性でも91.9%で最高となっている。移動通信では、LMTが50.70Mビット/秒で最速となる。
リトアニア移動通信では、Teliaが77.77Mビット/秒で最速となり、その後をTele2が41.75Mビット/秒、BITEが29.81Mビット/秒で追っている。固定ブロードバンドでは、Cgatesが最速で99.50Mビット/秒、次いでPenkiの93.52Mビット/秒、Teliaの86.84Mビット/秒となっている。
ルクセンブルク固定ブロードバンドでは、Eltronaが119.65Mビット/秒、移動通信では、POSTが122.74Mビット/秒でそれぞれ国内最速となっている。
マルタ固定ブロードバンドでは、Melitaが117.68Mビット/秒、一貫性85.2%で最高値となっている。
モルドバ固定ブロードバンドでは、Orangeが203.54Mビット/秒、移動通信では、Tiraspolが35.62Mビット/秒で最速となっている。
ポーランド固定ブロードバンドでは、UPCが195.74Mビット/秒で最速となる。移動通信では、Plusが5Gで2021年第4四半期から大幅に高速化した167.37 Mビット/秒で1位となっている。
スロバキア移動通信では、Orangeが53.30Mビット/秒、次いでSlovak Telekomの45.90Mビット/秒となっている。Orangeは5Gでも最速となっており、299.09Mビット/秒を確認、次いで4kaが177.76Mビット/秒で追っている。固定ブロードバンドでは、UPCが146.65Mビット/秒、一貫性でも87.5%で最高となっている。
スペイン移動通信では、Movistarが52.44Mビット/秒、一貫性89.4%で最高となり、5GではVodafoneが192.40Mビット/秒で最速となっている。
※表中の速度はいずれもダウンロード速度の中央値。一貫性は速度の極端な低下などがないことを示す尺度。
デンマークの通信状況
デンマークの通信状況
移動通信性能で世界6位、固定ブロードバンドで同4位につけている (出所:Ookla)
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南北アメリカ

アルゼンチン移動通信において、全国ではPersonalが25.57Mビット/秒最速となっているが、人口の多い都市部ではBuenos Airesで25.26Mビット/秒、La Plataで25.18Mビット/秒となっている。
ブラジル移動通信では、Claroが33.53Mビット/秒、一貫性でも84.6%で最高値を得ている。5GでもClaroは72.35Mビット/秒でトップに立ち、その後をTIMが62.80Mビット/秒、Vivoが62.38Mビット/秒で追っている。
カナダ固定ブロードバンドでは、Shawが213.47Mビット/秒、移動通信では、TELUSの94.48Mビット/秒が最高速となっている。5GでもTELUSが162.47Mビット/秒でトップに立ち、次いでBellの155.71Mビット/秒となる。
チリ移動通信では、全国的にはEntelが23.13Mビット/秒で最速だが、人口の多い都市部に限っては、Temuco市の24.86Mビット/秒が最速となる。
コロンビア移動通信では、人口の多いCali市で15.32Mビット/秒を確認。Apple製品を使った調査では、17.20Mビット/秒も確認している。
エクアドル固定ブロードバンドでは、Netlifeが45.53Mビット/秒、一貫性でも75.5%で最高となっている。移動通信では、CNTが33.11Mビット/秒、一貫性でも87.4%となっている。
グアテマラ移動通信では、Claroが21.40Mビット/秒、一貫性でも80.5%で最高となっている。固定ブロードバンドでは、Tigoが26.56Mビット/秒、一貫性58.3% でトップとなっている。
メキシコ移動通信では、Telcelが40.25Mビット/秒で、固定ブロードバンドでは、Totalplayが49.33Mビット/秒、一貫性74.3%でそれぞれトップに立っている。
ペルー固定ブロードバンドでは、Winet Telecomが102.83Mビット/秒で最速となっている。移動通信では、Claroが19.55Mビット/秒で最速となる。
米国固定ブロードバンドでは、Verizonが184.36Mビット/秒、次いでXFINITYの179.12Mビット/秒となっている。移動通信では、T-Mobileが117.83Mビット/秒、一貫性でも88.3%で、ともに2021年第4四半期よりスコアを上げトップになっている。5Gでは、T-Mobileが191.12Mビット/秒でトップに立ち、Verizonも2022年1月にCバンドによるサービスを開始して著しい成長を遂げている。米国では、Samsung Galaxy S22 Ultraが最も高速で、116.33Mビット/秒を記録している。
※表中の速度はいずれもダウンロード速度の中央値。一貫性は速度の極端な低下などがないことを示す尺度。
米国の通信状況
米国の通信状況
移動通信性能で世界23位、固定ブロードバンドでは同8位となっている (出所:Ookla)
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