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 情報処理推進機構(IPA)は2022年4月25日、国家試験である「基本情報技術者試験(FE)」と「情報セキュリティマネジメント試験(SG)」について、2023年4月から特定の試験日を設けず通年受験できるようにすると発表した。通年試験化に向け、試験の実施方法および出題範囲の変更内容や、サンプル問題などを公開。試験の申し込み方法、受験規約、実施方式の詳細は後日公開する。

 FEはITに関する基本的な知識や技能を評価する国家試験だ。SGはユーザー企業で一定の技術と知識を持ち、部門の情報セキュリティー対策をリードする人材が対象となる。これまで年2回実施していた試験を、随時受験できるようにする。受験者は都合の良い日時で受験でき、年間の受験回数は増える見込みだ。

 異なる試験問題に解答した受験者同士の能力を比べるため、採点は素点ではなく、解答結果に基づいて試験問題の特性と受験者の能力を分けて推定するIRT(項目応答理解)方式に変える。試験時間は小問形式に変更することで短縮し、FEは従来の合計300分から190分に、SGは合計180分から2科目まとめて120分にそれぞれ短くする。併せてFEのプログラミング言語の能力を問う出題は、普遍的・本質的なプログラミング的思考力を問う、疑似的なプログラム言語による出題のみとする。