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 米SIA(Semiconductor Industry Association:米国半導体工業会)は、2022年3月の半導体世界売上高(3カ月移動平均値、以下同)が505億8000万米ドル(約6兆5800億円:1米ドル=130.16円で換算、以下同)だった(図1)と、22年4月29日(現地時間)に発表した ニュースリリース 。21年3月と比べて23.0%増加した。前年同月比が+20%を超えるのは、これで12カ月連続である。

図1 単月の半導体世界売上高(3カ月移動平均値)と前年同月比の推移
図1 単月の半導体世界売上高(3カ月移動平均値)と前年同月比の推移
(出所:SIAおよびWSTS(World Semiconductor Trade Statistics:世界半導体市場統計))
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 今回、22年2月の売上高が速報値から下方修正された。すなわち速報値では524億8000万米ドル(約6兆8300億円)だったが、今回発表の確定値は500億4000万米ドル(約6兆5100億円)である。この確定値と比べると、22年3月の売上高は1.1%多い。単月の半導体世界売上高が500億米ドルの節目を超えるのは、21年11月以来、5カ月連続である。

 SIAは今回、22年第1四半期(1~3月)の世界売上高も発表している。1517億米ドル(約19兆7500億円)であり、21年第1四半期に比べて23.0%増えた。21年通年の半導体世界売上高は前年比で26.2%増加しており、それに比べると22年第1半期の23.0%増は小さいものの、依然として半導体市場が好調なことを示している。

 地域別の売上高で、前年同月からの伸び率が最も高かったのは米州で40.1%増(図2)。伸び率2位の欧州の25.7%増にかなり水をあけての首位である。米州の売上高の前年同月比伸び率が40%を超えるのは3カ月連続である。一方で米州の売上高の前月比は3カ月連続でマイナスになっている。22年3月の米州売上高は前月比1.5%減、同月に前月比がマイナスなのは5地域中で米州だけである。

図2 全世界および地域別の単月の半導体売上高(3カ月移動平均値)の推移
図2 全世界および地域別の単月の半導体売上高(3カ月移動平均値)の推移
(出所:データ提供はSIAおよびWSTS、グラフ化は日経クロステック)
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