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 博報堂DYメディアパートナーズは2022年5月12日、全国の放送局と連携して、地域ネットワークから商品を選定し生産者・販売者の商品へのこだわりを紹介するコンテンツをライブとアーカイブで配信できるプラットフォームを装備したライブコマースサービス「クラフトーク」の提供を開始すると発表した。

地域創生と放送局の新たなBtoC収益を目指す
地域創生と放送局の新たなBtoC収益を目指す
(発表資料から)
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 各地域の放送局が持つ地元のネットワーク力を活用して商品を選定し、放送番組制作のノウハウを生かして商品の魅力を伝えることのできるコンテンツを制作する。テレビ放送枠や保有するスマートフォンアプリケーションなどのデジタルメディアによる発信力を活用する。さらにはすべてのEコマースコンテンツをライブやアーカイブで配信するプラットフォームを通してショッピングができる仕組みを提供する。博報堂DYメディアパートナーズがハブとなり、系列を横断してクラフトークを告知することで他エリアからの売り上げが増加するようなお互いに助け合う連合体を構築しているとする。

 放送局にとっては「新たなBtoC収益機会の拡大も期待でき、これからのビジネスの方向性を支援する仕組みでもある」とする。博報堂DYメディアパートナーズは、系列を問わず各エリアの多くの放送局に参加してもらうことで、より広範囲へのサービス提供を目指す。また、視聴データを分析し最適な配信時間帯・番組内容・商品・広告・出演者などを見極め、生産者・販売者、放送局の最適解を探していく。

 2022年5月時点で全国32放送エリアに対して21放送エリアの22放送局が参加する。配信は、2022年5月中旬より毎週実施を予定する。

発表資料