別府市産業連携・協働プラットフォーム B-biz LINK(B-biz LINK)、ビッグローブ、日本健康開発財団は2022年5月12日、大分県別府市の温泉地で、ワーケーションに取り組むビジネスパーソンを対象に、温泉地ならではの食や運動に関するプログラムを実施したところ、血管年齢などの改善を確認したと発表した。ワーケーションとは観光地などで余暇を楽しみながらテレワークを行うことである。

別府市の温泉地におけるワーケーションやヘルスチェックの様子
別府市の温泉地におけるワーケーションやヘルスチェックの様子
(出所:別府市産業連携・協働プラットフォーム B-biz LINK、ビッグローブ、日本健康開発財団)
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 具体的には、温泉に入浴することで一過性ではあるものの、1年間に血管が老化するスピードを示す指標が2割ほど改善し、血管年齢もマイナス1.8歳と改善が認められたという。また食に関するプログラムによって消化器に関する症状の改善が見られたほか、運動プログラムを組み合わせることで、歩行機能や体の柔軟性、メンタルの面が改善していたという。

 B-biz LINKとビッグローブは、観光庁に採択された「新たな旅のスタイル促進事業」のモデル事業として、社員の健康増進や健康に対する新たな気付きをもたらす「福利厚生型ワーケーションのトライアル」としてこのプログラムを実施した。

 プログラムの効果を見極めるため、日本健康開発財団が2021年11月から2022年1月にかけてプログラムに参加したビッグローブの社員17人を対象に、ストレスや自律神経バランス、末梢血液循環などのヘルスチェックを実施した。社員は、別府市内にある北浜、鉄輪(かんなわ)、明礬(みょうばん)の3カ所の温泉地でワーケーションを行い、別府温泉ならではの入浴法を実践したり、免疫力を高める食・運動プログラムに参加したりした。