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Very Good:VW ID.5、日産Qashqai

 VWは前回の試験ですでに「ID.3」が「Very Good」の評価を受けている。ID.5はID.3とプラットフォームを共有しており、同等の安全支援システムを備える。システムの名称は「Travel Assist」で機能を正確に表現しており、説明書には機能の限界を正しく示している。非常に優れた支援システムとドライバー連携を提供しており、安全バックアップも優秀と評価され、全体評価が「Very Good」になった。

VW ID.5の評価結果
VW ID.5の評価結果
(出所:Euro NCAP)
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 Qashqaiのシステム名は「ProPilot with Navi-Link」で自動運転を意味するが、宣伝文句や説明書には機能の限界を正しく示している。システムはカーブやラウンドアバウトなど、道路の特徴に合わせて速度を調整することができるが、合流地点へのアプローチでは調整できなかった。車線変更支援機能は搭載していないが、死角監視システムを搭載する。Qashqaiは、運転支援レベルとドライバー連携のバランスが非常に優れている。また、安全バックアップは今回の4車種の中でトップのスコアを獲得した。

 Euro NCAPは、手ごろな価格のQashqaiが最高評価を得たことを称賛しており、今後多くの車種が、同様の運転支援システムを搭載するようになると見ている。

日産Qashqaiの評価結果
日産Qashqaiの評価結果
(出所:Euro NCAP)
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Good:Polestar 2、Entry:I-PACE

 Polestar 2は、前回のテストでは「Moderate」と評価された。今回は、S字カーブを走行するときの支援能力を向上させる改良を施した。21年末に市販車全車に無線配信され、運転支援システムをバージョンP1.8にアップデートした。これにより、格付けは1段階上昇し「Good」になった。

 JaguarのI-PACEは、今回の4車種の中で最も早い2019年に市場導入した。運転支援システムの名称は「Adaptive Cruise with Steering Assist」。ドライバーの関与を重視しているため、支援機能は限定されたレベルに抑えられている。地図ベースの速度制限情報とリアルタイムのカメラ映像を組み合わせて速度を調整するが、カーブや交差点などに適した速度調整はできない。また、S字カーブで車線内を維持する支援システムは最低速度の場合のみだった。ドライバー連携は非常に優れているものの、運転支援レベルが限定されているため、「Entry」と評価された。