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 博報堂とキヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は2022年5月18日、オンラインの没入型アート鑑賞サービス「ZOOOOOM ART MUSEUM(ズーム アート ミュージアム)」の事業検証を6月より共同で行うと発表した。

 このサービスでは、キヤノンの最新イメージング技術を搭載したカメラで作品のタッチや線の繊細さ、色使いや陰影の作り方などのディテールを撮影し、鑑賞できるようにする。また作者が影響を受けた人物や当時の時代背景、普段はなかなか聞けない学芸員の研究成果について述べるライブ配信を同時に行う。解説では作者の想いやメッセージを参加者とともに考察することで、オンラインだからこそ実現できる新たなスタイルの鑑賞体験の実現を目指す。

 事業検証は2022年6月に2回実施する。6月6日はベルト・モリゾの作品「バルコニーの女と子ども」について、6月18日にはポール・セザンヌの作品「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」について配信する。今回の検証は一般の人も参加できる。検証で得られたニーズを基に、今後本格的なサービスとしての展開を目指すとともに、美術館との連携や配信する作品を増やすなどの規模を拡大した事業検証を進める予定。

 2社は今回の検証を踏まえてオンライン鑑賞ならではの体験価値を創出すると同時に、西洋美術だけでなく日本美術や彫刻、建造物といったあらゆる芸術作品における鑑賞体験を模索し、年内のβ版のリリースを目指す。将来的にはインバウンド向けの展開や教育コンテンツとしての展開など、文化芸術作品の価値を高めていくことを構想している。

発表資料