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 (3)のT字路におけるV2X通信を用いた死角からの車両の接近情報の伝達のデモは、左から右に走る道に垂直に突き当たるように進んでくる車両に、左から接近してくる車両があれば、表示と音で警告を促すというものだ(図5)。T字路に準ミリ波レーダーを配し、左から接近してくる車両を検知。その検知結果を、T字路に向かって進んでいく車両の車載機を通じてV2X通信(直接通信)で送る(図6)。

図5 T字路左からの接近車両の存在を画面で警告
図5 T字路左からの接近車両の存在を画面で警告
(撮影:日経クロステック)
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図6 T字路に設置した準ミリ波レーダー
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図6 車載機
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図6 T字路に設置した準ミリ波レーダーと車載機
道路脇のポールの真ん中にある白いものが準ミリ波レーダー。車載機は車内の助手席側に置いていた。(撮影:日経クロステック)

 検知結果を車載機に送るのは、古河電工が開発した無線通信機能を持つ路側機(ロードサイドユニット、RSU)である(図7)。5.9GHz帯の周波数と、DSRC(Dedicated Short Range Communications)と呼ばれる無線通信方式を使って100ms間隔で情報をブロードキャストで配信している。もっとも、同社は今回はDSRCを使ったが、セルラーV2Xへの対応も進めているとしている。

図7 路側機
図7 路側機
(撮影:日経クロステック)
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