全固体電池の開発などを手掛けるベルギーのスタートアップ企業SOLiTHORは2022年5月16日(現地時間)、全固体電池の開発に向けて1000万ユーロ(約13億円)を調達したと発表した()。安全性やエネルギー密度に優れる全固体電池を開発し、運輸業界などの電動化を目指すという ニュースリリース

図 SOLiTHORが拠点を置くベルギーの「EnergyVille 2 研究棟」(リンブルフ州ヘンク市)
図 SOLiTHORが拠点を置くベルギーの「EnergyVille 2 研究棟」(リンブルフ州ヘンク市)
(出所:imec)
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 SOLiTHORはベルギーの研究機関imecのR&D(研究開発)チームと共同でリチウムイオン伝導性に優れる固体電解質や、リチウムアノードの開発を進める。セルの生産なども手掛ける。SOLiTHORはimecから分離・独立(スピンオフ)したスタートアップ企業で21年に創業した。imecが10年間にわたって取り組んできた全固体電池技術の開発実績を生かす。

 ベンチャー・キャピタル・ファンドであるベルギーimec.xpandが投資ラウンドを主導し、複数の投資会社から資金を調達した。将来的に脱炭素社会の実現に貢献するとの目標を掲げる。