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 ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)は2022年5月19日、インドMahindra & Mahindra(マヒンドラ&マヒンドラ)の新しい電気自動車(EV)プラットフォーム「Born Electric Platform」に、電動部品の供給を検討していると発表した。18日にマヒンドラと協業の範囲を評価するための契約を締結したVWは、電気自動車(EV)プラットフォーム「MEB」のモーター、電池システム部品、電池セルなどの供給を計画しているという。

協業の契約を結んだフォルクスワーゲンとマヒンドラ&マヒンドラ
協業の契約を結んだフォルクスワーゲンとマヒンドラ&マヒンドラ
(写真:Volkswagen)
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 MEBはオープンプラットフォームとして設計されており、他のメーカーが部品を含むMEBを利用することによりEVを短期間でコストを掛けずに導入することが可能になる。VWはグループ傘下のブランドだけでなく、他社にも部品を供給することでスケールメリットを得られる。両社は今後、部品供給範囲の詳細を22年末までに締結できるよう、引き続き交渉する予定。

 両社は、モビリティー分野の脱炭素化で重要なインド自動車市場のEV化の促進を目指す。インドの自動車市場は年間300万台で、30年までに最大500万台まで成長すると予測されている。現在はエンジン車の販売がほとんどだが、21年のグラスゴー気候サミットで、インド政府は35年以降に販売する乗用車と小型バンの新車をゼロエミッションにすると発表した。そのため、今後数年間で乗用車セグメントの電動化が大きく進むとみられ、業界の専門家は30年に販売される新車の半分以上がEVになると予測している。