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 トヨタ自動車は2022年5月24日、同年6月の世界生産計画を下方修正した。年初に取引先に通達していた台数から約10万台下方修正し、85万台程度とした。内訳は国内が約25万台、海外が約60万台である。車載半導体を含む部品不足の影響が、依然として続いているのが最大の要因である。

 同年6~8月の世界生産については、月平均で約85万台を見込む。22年度通期(22年4月~23年3月)の世界生産台数は約970万台としており、従来の計画を据え置いた。部品不足や新型コロナウイルス感染症の再拡大など、先を見通すことが難しい状況が続いているが、同社は「1日でも早く1台でも多く顧客にクルマを届けられるように、引き続き努力していく」としている。

 またトヨタは、中国・上海市のロックダウン(都市封鎖)によって中国から日本への部品供給が滞っているため、同年5月と6月に国内の一部工場で追加の稼働停止を行う。国内全14工場(28ライン)のうち、10工場の16ラインが対象になる。「カローラ」や「同クロス」「同ツーリング」を生産する高岡工場の第1ラインで、最大5日間操業が止まる。

 なお、22年5~6月の国内完成車工場の生産調整計画は以下の通りである()。

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国内完成車工場の生産調整計画(22年5~6月)
表 国内完成車工場の生産調整計画(22年5~6月)
(出所:トヨタ自動車)
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