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 欧州自動車工業協会(ACEA)は2022年5月24日、欧州各国が電気自動車(EV)トラックの充電ポイントを設置する際の、優先順位を公表した。優先順位の高い地点は、商用トラックが頻繁に停車する場所の上位10%とし、国別にまとめられた。主に高速道路沿いのサービスエリアやフリートの拠点、物流ハブ、港湾地域などで、欧州全体では3000カ所以上になる。これを基にACEAは各国政府に対して、これらの地点に遅くとも27年までにトラック向け充電ポイントを設置するように求めている。

欧州各国のトラック停車頻度が高い上位10%の地点
欧州各国のトラック停車頻度が高い上位10%の地点
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 ACEAの商用車委員会の会長でありVolvoグループCEOのMartin Lundstedt氏は、「EVトラックは、道路貨物輸送の脱炭素化において重要な役割を果たす。欧州全体に十分な数の充電ステーションが設置されれば、フリートユーザーのEVトラックの導入は今後数年間で指数関数的に増加するだろう」とコメントした。しかし、商用トラックのニーズに合った充電ステーションはまだほとんどなく、その整備が重要な課題となっている。