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 ディー・エヌ・エー(DeNA)は2022年5月25日、医療ICTベンチャーのアルムを連結子会社にすると発表した。アルムは医療現場のデジタルトランスフォメーション(DX)支援を中心に事業を展開している。DeNAは、アルムの子会社化によりヘルスケア領域を強化したい考えだ。

アルムが提供する医療関係者間コミュニケーションサービス「Join」
アルムが提供する医療関係者間コミュニケーションサービス「Join」
(出所:DeNA)
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 DeNAが提示した株式取得価格は、アドバイザリー費用を除き291億800万円。DeNAは2022年7月から段階的にアルム株式の取得を進め、完了後のDeNAの持ち株比率は57.5%を見込む。

 アルムは医療機関向けに、院内の業務や関係者間のコミュニケーションを改善する複数のサービスを提供している。主力サービスの「Join」は、院内システムと連携し、医療関係者が持つスマホアプリや院内パソコンのWebブラウザーなどから場所を問わず医療情報を共有できる。DeNAは今回の買収で、アルムの知見を生かし遠隔診療分野の事業拡大の加速を目指す。他にも、DeNAが手掛ける医療ビッグデータ事業との相乗効果を狙う。