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 トヨタ自動車は2022年5月27日、国内工場において同年6月に追加の生産調整を行うと発表した。中国・上海市のロックダウン(都市封鎖)によって、中国から日本への部品供給が滞っているためである。今回の生産調整による減産台数は約5万台となる。

 同社は同年5月24日に、6月の減産台数が約10万台になると発表していた(以下、前回計画)。今回の追加の生産調整によって、同月の減産台数は約15万台となる。その結果、6月の世界生産台数は、約80万台を見込む。内訳は海外が約60万台、日本は約20万台である。前回計画よりも日本の生産が約5万台減る。

 ただ、22年6~8月の世界生産台数は月平均で85万台程度、22年度(22年4月~23年3月)の世界生産計画は約970万台としており、前回計画から変えていない。

 上海の都市封鎖は依然として続き、部品供給の先行きを見通すことが難しい状況にある。同社は、「生産計画が下振れする可能性もあるが、部品供給を精査しながら、急減産をできるだけ抑えるように最大限努めていく」としている。

 なお、22年6月の国内完成車工場の生産調整計画は以下の通りである()。全14工場(28ライン)のうち10工場の16ラインで、6月6~10日の5日間稼働を停止する。

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国内完成車工場の生産調整計画(22年6月)
表 国内完成車工場の生産調整計画(22年6月)
(出所:トヨタ自動車)
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