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 米Ford Motor(フォード)は2022年5月25日、炭素中立実現に必要なクリーンエネルギー技術の初期需要を創出する官民イニシアチブ「First Movers Coalition(FMC)」に参加すると発表した。同社は自動車メーカーとしての大きな購買力とサプライチェーンを活用し、30年までに鋼板とアルミニウムの全購入量のうち10%を、生産時にCO2排出量が少ない再生アルミニウムやグリーンスチールに転換することを約束する。

クルマのボディなどに使われる鋼板やアルミニウムは、原材料の採掘から製材までの温室効果ガス排出量が非常に多い
クルマのボディなどに使われる鋼板やアルミニウムは、原材料の採掘から製材までの温室効果ガス排出量が非常に多い
(写真:Ford Motor)
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 FMCは、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26、21年11月)において、米国政府が世界経済フォーラムと協力して立ち上げたイニシアチブだ。50年までに「ネットゼロ(温室効果ガスの排出が正味ゼロ)」を達成するために必要な技術の市場を早期に作り出すことを目指し、世界の企業が同技術を使った製品の購入を約束するためのプラットフォームとなる。日本政府も5月24日に戦略パートナー国として参画を発表した。