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 福井大学、福井県若狭町、アフラック生命保険、ゼネラは2022年5月31日、「わかさ健活プロジェクト」と呼ぶプロジェクトを共同で実施すると発表した。AI(人工知能)やIoT(インターネット・オブ・シングズ)といったデジタル技術を活用して、地域住民の健康寿命の延伸を目指す。

わかさ健活プロジェクトで活用する鏡の形をしたIoT機器「アフラックミラー」
わかさ健活プロジェクトで活用する鏡の形をしたIoT機器「アフラックミラー」
(出所:アフラック生命保険)
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 わかさ健活プロジェクトは福井県若狭町における緊急入院の機会や要介護者の増加を抑制する取り組みだ。高齢者に向けて定期的に栄養面や運動面での指導を実施することで、加齢に伴って筋力や筋量が低下した状態である「サルコペニア」を予防する。

 これまでは「若狭町生き抜くプロジェクト」が進められてきた。福井大学医学部の山村修教授の主導で2019年からサルコペニアの検出を主な目的にした拡大検診を実施。集団の栄養指導や個別の運動指導も進めてきた。この指導面で、医療従事者が不足しているという課題が見えてきた。

 それを受けて「わかさ健活プロジェクト」を立ち上げて、2022年から2024年にかけてアフラック生命保険とゼネラが参画。対象の地区でサルコペニアの検診を実施するほか、ゼネラが製造・販売する鏡の形をしたIoT機器「アフラックミラー」を地域住民の自宅に配備。アフラック生命保険がアフラックミラーに搭載する保険や健康に関するアプリを提供していく。

 アフラックミラーやアプリを通して、食事内容や運動の様子など住民が撮影したコンテンツを専門スタッフと共有。住民が専門スタッフから栄養指導や運動指導を自宅で手軽に受けられるようにする。指導する側の専門スタッフについても移動などの負担を軽減する一方、指導頻度を高めるようにして、予防効果のより一層の向上を目指す。