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 「空飛ぶクルマ」と呼ばれるような電動の垂直離着陸(eVTOL)機を手掛ける米国のスタートアップ(新興)企業Joby Aviation(ジョビー・アビエーション)は2022年5月26日(米国時間)、米連邦航空局(FAA)から「Part 135 Air Carrier Certificate」を獲得したことを明らかにした。Part 135 Air Carrier Certificateは、チャーター機のような小型機によるオンデマンドの不定期便を運航する会社に対する認可である。これにより、同社が事業者としてオンデマンドのエアタクシーサービスを提供する準備が整った。当初2022年後半に手続きが終了する予定だったが、それが前倒しになった。

ジョビーはFAAから「Part 135 Air Carrier Certificate」を得た
ジョビーはFAAから「Part 135 Air Carrier Certificate」を得た
(出所:ジョビー)
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 ジョビーは2009年創業で、2021年にSPAC(特別買収目的会社)による買収を通じてニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。出資者としてトヨタ自動車が名を連ねているだけでなく、機体の開発や製造を支援していることで知られている。パイロット1人と乗客4人を乗せられる機体を開発中である。搭載する2次電池(バッテリー)の電力だけで駆動する。最大航続距離は150マイル(約240km)で、最高速度は時速200マイル(約320km)である。

 Part 135 Air Carrier Certificateは、ジョビーがeVTOL機を利用したエアタクシーサービスを米国で開始するために必要なFAAの3つの証明のうちの1つ。残り2つは、eVTOL機の型式証明(TC)と製造証明(PC)である。同社は以前より、これら3つの証明を獲得し、2024年のエアタクシーサービス開始を目標に掲げている。