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 イスラエルの新興企業Vayyar Imaging(バヤー・イメージング)の日本法人であるVayyar Imaging Japanは、2022年6月15日に事業戦略説明会を開き、日本での自動車事業の売り上げは2024年以降に反映される見通しを示した。 Vayyar Imagingは2011年に設立された「4Dイメージングレーダー」を提供する企業だ。2022年1月に日本法人を立ち上げ、日本で本格的な事業を開始した。

 自動車分野では、大きく分けて車内監視システム(ICMS)関連事業と先進運転支援システム(ADAS)関連事業を展開する。ICMSにおいては、最大3列8席の乗員を識別できる車内に設置するセンサーを開発した。近年多発している車内置き去りによる子どもの熱中症死亡事故などに対応できる。開発したセンサーは大人と子どもを区別できることから、乗員に合わせてエアバッグの開き方も変えられるという。

Vayyar Imaging Japan代表の田口倫彰氏
Vayyar Imaging Japan代表の田口倫彰氏
(写真:日経クロステック)
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 ADASでは、様々な条件下で解像度の高い点群データを取れるセンサーを展開していく考えだ。「最大300mの範囲を一つの半導体チップでカバーできる」と、Vayyar Imaging Japan代表の田口倫彰氏は話す。

 ただ、日本での自動車事業の売り上げは2024年以降に反映される見通しで、現在「日本国内の主要自動車メーカー と話が進んでいる」(田口氏)段階という。すでに車載短距離レーダーにおいてアイシンと、車内用レーダーにおいてフランスValeo(ヴァレオ)とアライアンスの実績があるが、今後は日本で「認知度を上げていきたい」(同氏)とした。