ソニーグループ(ソニーG)とホンダが立ち上げる新会社の輪郭が固まってきた。両社は2022年6月16日、電気自動車(EV)の販売とモビリティー向けサービスの提供を行う新会社の設立に関する合弁契約書を締結した。
新会社の名称は「ソニー・ホンダモビリティ」である。資本金は100億円で、両社が折半出資する。会長兼最高経営責任者(CEO)にはホンダ専務執行役員の水野泰秀氏が、社長兼最高執行責任者(COO)にはソニーG常務の川西泉氏が就く。
新会社の設立は2022年中を予定する。2025年にはEVの販売とモビリティー向けサービスの提供を開始する計画だ。EVの初期モデルはホンダの完成車工場で造る予定である。