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 徳島県の鳴門山上病院は2022年6月20日、ランサムウエア「Lockbit 2.0」の侵入被害を受けたと発表した。侵入は同年6月19日午後5時40分頃で、それ以降電子カルテや院内LANなどのシステムが利用できない状態となっている。受付や処方に支障が出ることから、6月20日の診療は再来患者に限定した。

 トヨタ自動車系の部品メーカー、トヨタ紡織の子会社であるTBカワシマも被害に遭った恐れがある。Lockbit2.0が犯行声明を出した。被害状況についてTBカワシマから回答は得られていない。

「Lockbit 2.0」の攻撃先企業を掲載するWebサイト。右下にTBカワシマの名前が確認できる
「Lockbit 2.0」の攻撃先企業を掲載するWebサイト。右下にTBカワシマの名前が確認できる
(出所:S&J)
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 Lockbit 2.0は標的とする企業のネットワークに侵入した後、ネットワークの管理者権限を奪い悪用する。ネットワーク内のパソコンを暗号化して使えない状態にしたり、窃取したデータの公表を示唆したりして、企業に金銭を要求する手口を使う。