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 独Infineon Technologies(インフィニオン テクノロジーズ)は、Bluetooth 5.2(BT 5.2)とBluetooth Low Energy 5.2(BLE 5.2)に対応した無線通信SoC(System on a Chip)「AIROC CYW20820」を2022年6月14日(現地時間)に発表した 日本語版ニュースリリース 。ホームオートメーション、照明、IoT(Internet of Things)、Bluetooth Meshなど幅広いアプリケーションを狙う。

図1 新製品と特徴
図1 新製品と特徴
(出所:Infineon Technologies)
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図2 新製品の機能ブロック図
図2 新製品の機能ブロック図
(出所:Infineon Technologies)
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 新製品のAIROC CYW20820は、マイクロコントローラーサブシステムやBluetoothコア、周辺回路、電源管理、クロックなどから成る。マイクロコントローラーサブシステムには最大96MHz動作のCPUコア「Arm Cortex-M4F」、256Kバイトのフラッシュメモリー、176KバイトのSRAM、1MバイトのROMなどが含まれる。1MバイトのROMには、Bluetooth通信向けのスタックやセキュリティー機能のコード、周辺ドライバーなどが格納されている。

 Bluetoothコアには、BT 5.2とBLE 5.2に対応するMACとPHY、RF回路、パワーアンプなどが含まれる。2Mビット/秒と3Mビット/秒のEDR(Enhanced Data Rate)モードをサポートする。最大送信出力はBLEで5dBm、BTで11.5dBm、EDRモードでは2.5dBmである。受信感度は最大-94.5dBm(BLEの1Mビット/秒の場合)とされる。周辺回路として、28チャネル入力のA-D変換器やQuad SPIインターフェース、20×8キーに対応できるプログマブル・キー・スキャン、PWM/タイマー、I2C/UART/PCM/GPIOインターフェースなどを集積する。パッケージは112ボールFPBGAと62ボールFPBGA。

 AIROC CYW20820は現在受注中である。また、CYW20820と水晶発振器、受動部品などを搭載したモジュールCYBT-243053-02/CYBT-253059-02/CYBT-243068-02も同時に発表した。いずれのモジュールもメインボードにはんだ接続するように設計されている。