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 ドイツのAudi Environmental Foundation(アウディ環境財団)と、インドの非営利新興企業Nunam Technologies India(ニューナムテクノロジーズ)は2022年6月15日、アウディの電気自動車(EV)「e-tron」のテスト車両に使われた中古電池を、インドの電動3輪タクシーに再利用するプロジェクトをスタートさせると発表した。EVなどに使われた高電圧電池モジュールの2次利用方法を探ることが目的である。パイロットプロジェクトとして再利用電池を搭載した電動3輪タクシーは、23年初頭からインドの公道を走行する予定。 

プロジェクトに使われるインドの電動3輪タクシー
プロジェクトに使われるインドの電動3輪タクシー
(写真:Audi)
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 ニューナムは使用済み電池の再利用方法を開発する企業で、アウディ環境財団は19年から資金提供している。EVに使われる電池は、クルマの寿命が来るまで使えるように設計されている。しかし、クルマの寿命が来たあとでも、電池には余力が残っている。短距離しか走らず、乗用車より軽い電動3輪車は、中古電池の再利用先として適している。

電動3輪車用に電池モジュールを作り直す
電動3輪車用に電池モジュールを作り直す
(写真:Audi)
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