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 イタリアAutomobili Lamborghini S.p.A.(アウトモビリ・ランボルギーニ)の日本法人アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは2022年6月21日、新型スポーツカー「Countach LPI 800-4」(以下、カウンタック)を日本で初公開した。カウンタックは、1970~80年代を中心に生産された同社を代表するスポーツカーだ。今回公開した新型は、カウンタックの誕生から50周年を記念し、ハイブリッド車(HEV)として復活させた。全世界で112台を限定生産する。

Countach LPI 800-4
Countach LPI 800-4
(写真:日経クロステック)
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 新型カウンタックは、最高出力574kW、最大トルク720N・mを生み出す6.5L、V型12気筒自然吸気エンジンに48Vのモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを積んでいる。システム合計の最高出力は599kWとなる。駆動方式はフルタイム4駆で、停止から100km/hまで2.8秒で達する。

新型カウンタックのエンジンルーム
新型カウンタックのエンジンルーム
6.5L、V型12気筒自然吸気エンジンを縦置きミッドシップする。(写真:日経クロステック)
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 モーターはギアボックスに直接搭載しており、電源は強い力を瞬時に発生させるため、スーパーキャパシターを採用した。「同じ重さのリチウムイオン電池に比べ、3倍の電力を供給できる」[アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン代表のDavide Sfrecola(ダビデ・スフレコラ)氏]という。

手前が新型の「Countach LPI 800-4」、奥が「Countach LP5000QV」
手前が新型の「Countach LPI 800-4」、奥が「Countach LP5000QV」
(写真:日経クロステック)
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 モノコックシャシーとボディーパネルは、軽量化とねじり剛性向上のためカーボンファイバー製を使用した。車重は1595kgとなる。ほかにもボンネットカバーの通気口やインテリアなどにも多数カーボンファイバーを用いた。

 同社は、2024年に全モデルを電動化すると発表しており、今回の新型カウンタックはこれに対応した形だ。「2026年か2027年にはランボルギーニ初の完全電気自動車(EV)の登場を予定している」(同氏)。電動化が進んでも「デザインと運転した時のエモーションやダイナミクスは、ランボルギーニのDNAとして変わらない」(同氏)としている。