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 デンマーク・ユニバーサルロボット(Universal Robots)は2022年6月22日、可搬質量20kgの協働ロボット「UR20」を発表した(図1)。ドイツで開催中の「AUTOMATICA 2022(国際オートメーション・メカトロニクス専門見本市)」(2022年6月21~24日、ミュンヘン見本市会場)で公開したのを受けて、日本国内での発売について明らかにした。「既存機種に比べて広い範囲にアームが届き、重量物の搬送に利用できる」(ユニバーサルロボット日本支社)としている。

図1 ユニバーサルロボットが発表した「UR20」
図1 ユニバーサルロボットが発表した「UR20」
可搬重量20kg、リーチ1750mmと既存機種に比べて大型化した。(写真:Universal Robots)
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 UR20のリーチは1750mmで、繰り返し精度は±0.05mm。アームの質量は64kg。TCP(Tool Center Point)速度は標準で2m/秒。ジョイント速度は同社の既存機種より65%速く、ジョイントトルクは25%増加した。ジョイント構造を一新して部品点数を50%削減した結果「現場での修理作業がより容易になった」(同社)という。LEDによる表示機能を設け、目視でロボットの状態を確認できるようにした。

 工場での製品出荷時に梱包済みの荷をパレットに積み上げるパレタイジング作業などに向くという。ユニバーサルロボット日本支社代表の山根剛氏は、「パレタイジングを狭い現場でこなしている企業は多く、特に中小企業ではスペースの狭さが理由でロボットを導入できないという声が多い。新製品は設置面積が小さく、レイアウト変更なしで導入でき、人と一緒に動作させられると提案していきたい」と述べた。日本国内では2023年第1四半期(1~3月)に受注を開始し、第2四半期(4~6月)に出荷する予定。