ソフトバンクは2022年6月23日、韓国NAVER Z(ネイバーZ)が運営するメタバースプラットフォーム「ZEPETO(ゼペット)」上に携帯ショップを開いたと発表した。ソフトバンクやワイモバイルのサービスについて気軽に質問・相談できるのが特徴。1990年代半ば以降に生まれた「Z世代」の利用を見込む。

 新たに開設した「ソフトバンクショップ in ZEPETO」では、午前10時から午後9時までの間、実際のショップクルーがアバターとなって応対する。それ以外の時間帯でもオペレーターやAI(人工知能)ボットによるチャットサポートを提供し、24時間体制とした。CMキャラクターの「白戸家のお父さん」や「ふてにゃん」と記念写真が撮れるフォトゾーンを用意したほか、アバター向け限定アイテムも販売する。

「ソフトバンクショップ in ZEPETO」のイメージ
「ソフトバンクショップ in ZEPETO」のイメージ
(出所:ソフトバンク)
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 もっとも現状、回線の契約や端末の購入についてはソフトバンクショップ in ZEPETO内で完結せず、オンラインショップへ誘導する形になる。メタバース店内では契約者情報も確認できないため、サポート範囲も限られる。

 競合のNTTドコモはメタバースを含めたオンラインシフトを今後強化し、リアル店舗(ドコモショップ)を2025年度ごろまでに3割程度(約700店舗)減らす見通しを立てている。これに対してソフトバンクは、「リアル店舗は顧客サポートの重要な拠点と考えている。リアル店舗を積極的に減らすために今回の取り組みを始めたわけではない」(コンシューマ事業統括サービス企画本部の原田賢悟本部長)とした。