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 米Ford Motor(フォード)は2022年6月22日、スペインのバレンシア工場を次世代電気自動車(EV)プラットフォーム車の組立工場にすると発表した。20年代後半から新しいEVとコネクテッドカーの生産を始める。

欧州向けEVの生産拠点となるスペインのバレンシア工場
欧州向けEVの生産拠点となるスペインのバレンシア工場
(写真:Ford Motor)
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 バレンシア工場で高品質・高性能なEVを生産し、欧州市場で収益性の高い事業を構築するのが狙い。現在、同社はドイツのケルン工場に20億ドルを投資し、初めての欧州EV工場として改修を進めている。ケルン工場では23年後半からEVの乗用車の生産を始める。同社は26年までに世界で年間200万台以上のEVを生産し、欧州では年間60万台のEVを販売する計画だ。

 欧州ではEVの販売が急速に伸びており、21年のピュアEVの販売台数は前年比64%増の120万台となった。販売台数シェアも10%を超え、新車のうち10台に1台がEVである。一方、欧州議会は、小型車のCO2排出量の目標を新たに設定することを決めた。これには35年までに新車の販売を100%ゼロエミッションにすることも含まれている。