ACアダプターの世界の省エネ基準をクリア、日清紡マイクロが電源制御IC

図2 省エネ基準をクリアできる 図左上は、米国エネルギー省(DoE)の省エネ基準と、欧州委員会(EU)の省エネ基準(CoC)で定められた具体的な基準値である。この2つの基準値を比べると、待機電力(Standby Power)と平均効率(Four point average)のどちらもCoCの方が厳しい。そこで、今回の新製品を使って6W電源と48W電源を試作し、CoCの基準値と比較した。例えば、48W電源の場合(50W電源の基準値を適用)の比較結果が図左下である。AC240V入力のとき、新製品を使った48W電源の待機電力は0.11Wで基準値の0.150Wを下回っており、平均効率は90.47%で基準値の88.0%を上回っている。このため基準値をクリアである。なお、平均効率とは、25%負荷、50%負荷、75%負荷、フル負荷という4つの負荷点における変更効率の平均値である(出所:日清紡マイクロデバイス)
図2 省エネ基準をクリアできる
図左上は、米国エネルギー省(DoE)の省エネ基準と、欧州委員会(EU)の省エネ基準(CoC)で定められた具体的な基準値である。この2つの基準値を比べると、待機電力(Standby Power)と平均効率(Four point average)のどちらもCoCの方が厳しい。そこで、今回の新製品を使って6W電源と48W電源を試作し、CoCの基準値と比較した。例えば、48W電源の場合(50W電源の基準値を適用)の比較結果が図左下である。AC240V入力のとき、新製品を使った48W電源の待機電力は0.11Wで基準値の0.150Wを下回っており、平均効率は90.47%で基準値の88.0%を上回っている。このため基準値をクリアである。なお、平均効率とは、25%負荷、50%負荷、75%負荷、フル負荷という4つの負荷点における変更効率の平均値である(出所:日清紡マイクロデバイス)

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