PR

 兵庫県尼崎市は2022年6月28日、同市の全市民情報が入ったUSBメモリーを一時紛失した件について、Webサイト上に稲村和美市長のメッセージを掲載した。メッセージには「今回の事態を重く受け止め、個人情報管理にかかる業務手続きの強化を徹底するとともに、第三者委員会を設置する。委託業者における問題はもとより、本市の情報セキュリティーのあり方について検証し、再発防止に向けた取り組みを強力にスピード感をもって進める」とある。

兵庫県尼崎市が同市のWebサイトに掲載したメッセージ
兵庫県尼崎市が同市のWebサイトに掲載したメッセージ
(出所:尼崎市)
[画像のクリックで拡大表示]

 尼崎市がBIPROGY(旧日本ユニシス)に住民税非課税世帯などに対する臨時特別給付事務を委託した契約では、BIPROGYが第三者に業務を再委託する場合は尼崎市の事前承認を得る必要があった。だが今回、BIPROGYが尼崎市に承認を得ないままアイフロントに再委託し、アイフロントがさらに別の企業に業務を委託していたことが明らかになっている。尼崎市はBIPROGYおよびアイフロントによる業務委託をどちらも知らされていなかったとしている。