PR

 ジャパンディスプレイ(JDI)は2022年7月1日、ウクライナ避難民の受け入れを進める茨城県つくばみらい市など4市に翻訳機能を持つ透明ディスプレーを寄贈すると発表した()。受け入れの課題だった意思疎通の一助になると期待する。話した言葉を音声認識して翻訳言語を同時にディスプレーに表示できるため、避難民との円滑なコミュニケーションに役立ちそうだ。

図 透明ディスプレーを使った双方向翻訳の様子
図 透明ディスプレーを使った双方向翻訳の様子
JDIの技術説明会の会場にて日経クロステックが撮影。
[画像のクリックで拡大表示]
JDIのニュースリリース(PDF) ウクライナ避難民支援活動として双方向翻訳モニター寄贈のお知らせ

 今回提供した双方向翻訳ディスプレーは、JDIが開発した透明ディスプレー「レルクリア」に音声テキスト化アプリ「UDトーク」を連携して、会話内容とその翻訳言語を同時にディスプレーに表示できる。既にウクライナ避難民を受け入れている茨城県つくばみらい市と常総市に同日それぞれ1台ずつ提供したほか、ウクライナ避難民の支援を表明している守谷市と板東市にも今後1台ずつ提供する。JDIは、ウクライナ避難民への支援活動として利用を希望する自治体などにも提供を検討するとしている。

 今回の支援には、JDI主要株主のグループ会社であるいちごアセットマネジメントが協力したほか、UDトークを提供するShamrock Records(シャムロック・レコード)(東京・練馬)もソフト提供などを支援している。