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 パナソニック エナジーと米国カンザス州は2022年7月14日、同州の投資誘致補助金「Attracting Powerful Economic Expansion(APEX)」にパナソニック エナジーが応募し、これを同州が承認したと、共同で発表した。この結果、パナソニック エナジーの米国の車載電池新工場は、同州デソトに建設されることがほぼ確実となった。投資額は約40億米ドル(約5480億円、1米ドル=137円で換算)。

パナソニック エナジーの誘致成功を発表するカンザス州知事のLaura Kelly(ローラ・ケリー)知事
パナソニック エナジーの誘致成功を発表するカンザス州知事のLaura Kelly(ローラ・ケリー)知事
(出所:2022年7月13日(現地時間)に開催された記者会見の動画をキャプチャー)
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 現在、パナソニック エナジーは新型の車載用リチウムイオン電池「4680」(直径46mm×長さ80mmの円筒形電池)の量産技術確立に注力をしている。2022年5月より国内のパイロットラインで大規模な試作を開始した段階。同社の和歌山工場で2023年度の量産を計画している。

 2022年6月に開催された機関投資家・証券アナリスト向けの説明会の中で、同社社長の只信一生氏は、4680の北米での量産を検討していることを明かしていた。北米の新工場で生産する電池の主な出荷先は、米Tesla(テスラ)とみられる。

 パナソニック エナジーは車載電池全体の生産能力を現状の50GWh程度から、2028年度には「現在の3~4倍」(只信氏)の150G~200GWhまで増やす計画を持っている。