PR

 ドイツInfineon Technologies(インフィニオン テクノロジーズ)は、AI(人工知能)/機械学習技術を活用した防災センサーシステムの参照設計(図1)を発表した ニュースリリース 。同社の複数のICを搭載し、電池で動作する。スマートホームやスマートビルディングなどへの適用を狙う。

図1 今回の参照設計の機能ブロック図(上図)
図1 今回の参照設計の機能ブロック図(上図)
下図左は搭載部品の概要。下図右は評価ボードの表裏面(出所:Infineon Technologies)
[画像のクリックで拡大表示]

 この参照設計の評価ボードは、同社のMEMSマイクロホン「IM73A135V01」やMEMS圧力センサー(気圧センサー)「DPS310」*1、マイコン「PSoC 62」*2などを搭載する。マイコンのPSoC 62には、機械学習済みのセンサー・フュージョン・ソフトウエアが実装されている。マイクロホン(音響センサー)と圧力センサーが得たデータをこのソフトウエアで解析することで、ガラスが割れたり、住宅警報器が作動したりする際の音や圧力を識別できるとする。

関連記事 *1 Infineon、ウエアラブル機器などに向けた測定分解能が±5cmと高いMEMS圧力センサーICを開発 *2 「3拍子そろった」IoT向けマイコン、CypressがPSoC 6

 なお、住宅警報器としては、煙感知器や一酸化炭素感知器、およびドアや窓からの侵入検知器などを想定している。また、今回の参照設計を利用することで、これらの検知器が、平常時に発生する音や圧力の変化に対して誤動作させないようにできるるという。

 今回の参照設計は提供中。評価ボードは2022年9月に提供開始予定である。