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 医療機関や保健所などが新型コロナウイルス感染者を登録するために使う「新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)」で2022年7月26日、ログインしにくい状況が生じている。同システムを開発運用する厚生労働省は7月26日夕刻の復旧を目指すとしている。

 「7月26日午前11時頃から、HER-SYSへのログインができない事象が発生し、My HER-SYSを利用した健康観察ができない状況となっています」。こう公表したのはさいたま市だ。My HER-SYSとは HER-SYSの1機能で、陽性者本人などが健康状況をスマートフォンやパソコンで入力するために使う。

 厚労省はMy HER-SYSの操作画面に「一部地域においてMy HER-SYSにログインしにくい事象が発生しており、関係の皆様には多大なるご迷惑をお掛けしております。誠に申し訳ございません」としたうえで、「現在、夕刻の復旧を目指し、FIXER社の総力を挙げて全力で作業を進めております」と掲載している。FIXERは開発ベンダーである。

告知を掲載した「My HER-SYS」の画面
告知を掲載した「My HER-SYS」の画面
(撮影:日経クロステック)
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 7月26日午後4時時点でログインしにくい状況の原因は不明である。厚労省は日経クロステックの取材に対し「担当者が関係各所への対応を進めている状況なので、現時点では取材に応じられない」としている。