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 ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、VW)グループは2022年8月15日、インドMahindra and Mahindra(マヒンドラ・アンド・マヒンドラ)の新しい電動SUV(EV-SUV)プラットフォーム「INGLO」に、VWの電気自動車(EV)プラットフォーム「MEB」の電動部品を供給するというタームシートに署名したと発表した。両社は2022年5月にマヒンドラのEVプラットフォーム「Born Electric Platform」に、MEBの電動部品を供給する契約に合意しており、今回、協力関係を拡大することになった。

8月15日に行われた調印式
8月15日に行われた調印式
(写真:Mahindra & Mahindra)
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 マヒンドラは同日に英国で開催された発表会で、新しいEV-SUVシリーズを投入することを発表した。このEV-SUVは、マヒンドラの「INGLO」プラットフォームを採用し、MEBの電動ドライブトレーンや、VWの電池システムなどを搭載することを想定している。このプラットフォームは、インド国内だけでなく世界市場に向けたモデルを開発できるカスタマイズ性を持っているという。

 今回のタームシート(基本契約内容を記述した文書)には、商業的および技術的な主要条件が網羅され、電池システムの現地生産化の可能性も含まれている。最終的な供給契約は2022年末になる見込みで、引き続き交渉を続ける。

 両社は、提携の次のステップとして、車両プロジェクト、電池セル生産の現地化、インドの電力エコシステムを構築するための充電エネルギーソリューションなど、eモビリティー分野でのさらなる協力の可能性を探る。

 インドの新車販売市場は年間約300万台で、世界5大自動車市場の1つを構成している。2022年上半期は中国と並ぶ販売台数の伸び率になっており、今後数年間で、乗用車セグメントのEV化が大きく進むと予想されている。