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 三菱自動車とMIRAI-LABO(東京都八王子市)は、電気自動車(EV)などの電動車の使用済みリチウムイオンバッテリー(LIB)を用いた自律型街路灯を開発する。2023年度以降、自治体や企業との実証を通じて提供していく計画。LIBの再利用により、製造時の二酸化炭素排出量を減らす。

* 三菱自動車とMIRAI-LABOのニュースリリース: https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2022/detail5642.html

 この取り組みの目的は、電動車の普及に伴って増加が見込まれる使用済みLIBのリパーパス(別の用途での再利用)。使用済みLIBは、自動車以外の用途であれば十分に活用可能な充電容量を残しているケースがある。そこで、三菱自動車のLIB車載技術とMIRAI-LABOが持つバッテリー制御システムなどのノウハウを生かして、街路灯を開発する。外部からの給電が必要ない自律型のソーラー街路灯として、災害時や停電発生時にも点灯できるようにする。

 かねて三菱自動車は、「アウトランダーPHEV」の使用済みLIBを活用した蓄電設備を設けるなど、LIBのリユース・リパーパスの実証に取り組んでいる。一方のMIRAI-LABOは、電位差のあるバッテリーを無瞬断で切り替えられる複合バッテリー制御システム技術を強みとする。これらのノウハウを元に、両社はLIBのリユース・リパーパスを含むサーキュラーエコノミーの実現を図る。