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 大林組は2022年8月23日、建築などの業界向けに自動化ツール制作やソフトウエア開発などを手掛けるGELと共同で、ハイブリッド木造建築を検討している顧客とのやり取りの中で使うタブレット用アプリ「WOODX(ウッドエックス)」を開発したと発表した。今後は大林組の営業担当者が携帯しているタブレットに標準アプリとして導入し、建築計画の初期段階における顧客との打ち合わせなどで営業担当者が使えるようにする。

 大林組は、「純木造」の11階建てのビルである「Port Plus」を建設するなど、木造・木質化建築の設計施工を積極的に進めている。そこで顧客が木造建築を検討する際などに、大林組の営業担当者がハイブリッド木造建築物のイメージなどを、WOODXを使ってその場で示せるようにする。

大林組がGELと共同で開発したタブレット用アプリ「WOODX」の画面例。3次元グラフィックスで建築物の外観を確認したり(上)、360度パノラマ画像で内観イメージを確かめたりできる。
大林組がGELと共同で開発したタブレット用アプリ「WOODX」の画面例。3次元グラフィックスで建築物の外観を確認したり(上)、360度パノラマ画像で内観イメージを確かめたりできる。
(出所:大林組)
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 具体的にはビルなどの建設を予定している敷地を、このアプリ上の地図で指定したうえで、外形や階数、内外装のデザイン、ハイブリッド木造を採用する階などを設定していく。するとハイブリッド木造による建築物の外観や内観を3次元グラフィックスや360度パノラマ画像で確認できる。

 さらにハイブリッド木造建築物における木材の使用量を推定できるようにしている。この推定結果を踏まえて、鉄骨造と比べたときのCO2の削減率や概算コストのアップ率などを、顧客と打ち合わせをしているその場で提示できるようにしている。