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 トヨタ自動車の北米統括会社であるToyota Motor North Americaは2022年8月24日、米エネルギー省(DOE)の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)と協力し、大型燃料電池発電システムの開発を進めていると発表した。コロラド州アルバダにあるNREL のフラティロンズキャンパス内に、出力1MWの固体高分子形(PEM)燃料電池システムを構築し、評価する。

NRELと共同で開発中の大型燃料電池発電システム
NRELと共同で開発中の大型燃料電池発電システム
(Toyota Motor North America)
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 1MWの燃料電池システムは、トヨタの複数の燃料電池モジュールを組み合わせて統合し、応答性の高い定置用蓄電池として電力を供給する。NRELは、これまでの共同研究で自動車用燃料電池システムを使ってデータセンターにカーボンフリーの電力を供給できることを実証している。今回は、その発電規模を15倍に拡大し、直流と交流の出力に対応する。なお、トヨタの水素燃料電池車「ミライ(第2世代)」の最高出力は128kWである。