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 三井化学は、廃食用油を手掛けるシンガポールApeiron AgroCommodities(アペイロンアグロコモディティ)に出資した。廃食用油から得られ、バイオマス化学品・樹脂の原料となるバイオマスナフサの安定調達につなげる。

三井化学のニュースリリース

 アペイロンは、廃食用油を含む廃棄物の集荷・販売を行う非上場企業。三井化学は、出資額や出資比率を明らかにしていない。アペイロンの廃食用油の取り扱い量は、東南アジア・中国地域で「最大級」(三井化学)だという。

 廃食用油は、バイオマス原料の中でも温暖化ガス(GHG)の削減効果が高いうえ、非可食なので食糧と競合しないのが利点とされる。三井化学は、フェノールなどの化学品やポリプロピレンなどの樹脂についてバイオマス化を進めており、今後のバイオマス化学品・樹脂の需要拡大に向けて原料の確保を図る。

左はアペリオンのManaging DirectorであるChris Chen氏、右は三井化学代表取締役専務執行役員の芳野正氏(写真:三井化学)
左はアペリオンのManaging DirectorであるChris Chen氏、右は三井化学代表取締役専務執行役員の芳野正氏(写真:三井化学)