PR

IoTサービスも提供

 通常のシニアカーと大きく異なるのが、運転操作のインターフェースである。「車からの乗り換えを想定して車のインターフェースを踏襲した」(WHILL)。具体的には、楕円形のハンドル部に「D(ドライブ)」「R(リア)」のレバーが付いており、Dレバーを引くと前進し、Rレバーを引くとバックする。速度はダイヤルを回すことで調整し、運転中も変えられる。

ハンドルのデザインは車やバイクのインターフェースを踏襲している
ハンドルのデザインは車やバイクのインターフェースを踏襲している
(写真:日経クロステック)

 バッテリーの充電時間は標準充電器で9時間40分、急速充電器で6時間40分である。なお、バッテリーはコストを抑制するためにリチウムイオン2次電池ではなく、鉛蓄電池を採用している。

物理キーをさすことで電源が入る。鍵穴の下に充電用ポートが付いている
物理キーをさすことで電源が入る。鍵穴の下に充電用ポートが付いている
(写真:日経クロステック)

 同社は今回、ハードウエアだけでなく、Model S向けのサービス「WHILL Premium Care」(価格は年間2万6400円(税込み))も提供する。同サービスは保険やロードサービスと、家族と本人がスマートフォンのアプリ上で機体の場所や状態、外出の記録などを共有できるIoT(Internet of Things)サービスをセットにしたものである。

 なお、IoTサービスの利用には、GNSS(測位衛星システム)や転倒を検知するためのジャイロセンサー、通信用のSIMカードを内蔵する「WHILL Premium Chip」(別売り2万5000円、非課税)」を機体に搭載する必要がある。サービス開始時期は2023年1月ごろを予定している。

IoTサービスで機体の場所や状態などを家族もスマホで確認できる
IoTサービスで機体の場所や状態などを家族もスマホで確認できる
(写真:日経クロステック)