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 米Qualcomm Technologies(クアルコム テクノロジーズ、以下Qualcomm)は、スマートフォン向けSoC「Snapdragon Mobile Platform」の2つの新製品を2022年9月7日(現地時間)に発表した ニュースリリース 。ミッドレンジのスマホに向けた「Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform」(以下、Snapdragon 6 Gen 1)と、ローエンド(エントリーレベル)のスマホに向けた「Snapdragon 4 Gen 1 Mobile Platform」(以下、Snapdragon 4 Gen 1)の2製品である()。Snapdragon 6 Gen 1は「Snapdragon 695 5G Mobile Platform」(以下、Snapdragon 695 5G)の後継製品、Snapdragon 4 Gen 1は「Snapdragon 480 Plus 5G Mobile Platform」の後継製品に当たる*

図 今回発表された2つの新製品
図 今回発表された2つの新製品
(画像:Qualcomm Technologies)
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 今回の新製品のSnapdragon 6 Gen 1(製品番号:SM6450)は、前世代品のSnapdragon 695 5Gと比較してグラフィックス性能は35%、ゲーム性能は40%向上したほか、AI処理性能は3倍になったという。最大200M(2億)画素での撮影が可能で、HDRゲームでは60フレーム/秒以上の速度で描画が可能とされる。このSoCのCPU(Kryo CPU)は、4個の2.2GHz動作CPUコア「Arm Cortex-A78」と4個の1.8GHz動作CPUコア「Arm Cortex-A55」からなる。Arm CPUコアに加えて、GPUコア「Adreno」とDSPコア「Hexagon」、5Gモデム–RFサブシステム「Snapdragon X62」などを集積する。ピークダウンロード速度は2.9Gビット/秒である。またWi-Fi/Bluetooth向けにWi-Fi 6E対応の「Qualcomm FastConnect 6700」を集積し、そのピークダウンロード速度も2.9Gビット/秒という。Snapdragon 6 Gen 1は4nm世代の半導体プロセスで製造される。

 もう1つの新製品のSnapdragon 4 Gen 1(製品番号:SM4375)は従来品の「Snapdragon 480 5G Mobile Platform」と比べてCPU性能が15%、グラフィックス性能は10%向上したとされる。Snapdragon 4 Gen 1のCPUは、2個の2.0GHz動作Cortex-A78と6個の1.8GHz動作Cortex-A55からなる。CPUコアに加えてGPUコアのAdrenoとDSPコアのHexagon、5Gモデム–RFサブシステム「Snapdragon X51」などを集積する。ピークダウンロード速度は2.5Gビット/秒である。また、Wi-Fi/Bluetooth向けにWi-Fi 5対応の「Qualcomm FastConnect 6200」を集積する。Snapdragon 4 Gen 1は6nm世代の半導体プロセスで製造される。

 QualcommによればSnapdragon 6 Gen1搭載の商用端末は2023年第1四半期に、Snapdragon 4 Gen1搭載の商用端末は2022年第3四半期にそれぞれ市場投入される見込みである。