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 中国ZTEと中国China Mobile(中国移動)四川支社は、2022年9月5日(現地時間)にマグニチュード6.8の大規模地震が発生した四川省Shimian(石棉)県に、両社が開発したクラウド機能付き小型基地局「5G CampSite」を提供。5G対応の緊急時通信保証システムとして、緊急指令センターや避難所での携帯電話通信や緊急通信の中継支援を行っている。

(画像:ZTE)
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関連ニュースリリース: China Mobile, ZTE arrange 5G CampSite for emergency communications in earthquake-stricken area

 5G CampSiteが被災地の救助活動に利用されるのはこれが初めて。現場に到着後1時間で運用を開始し、統合されたRFアンテナで、被災した住民に4G/5Gの複数周波数に対応する通信機能を提供。緊急指令センターにも、エッジコンピューティングエンジンを介して接続し、救助用の無線プライベートネットワークを構築した。20Gビット/秒の通信処理、遅延時間も8割低減するこの環境で、救助隊員と緊急指令センター間で画像や動画、音声情報を共有し、救助活動を行っている。

(画像:ZTE)
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 従来のUPF(User Plane Function)とMEC(Multi-Access Edge Computing)の組み合わせでは、最低でも3台のサーバー、2つのスイッチ、2つのファイアウォール、3キロワットの電力が必要となる環境を、今回は、既存の設備に5G CampSiteとボード1枚を追加するだけで実現している。救助が進むにつれ、大型緊急通信車両の進入が難しい場所での活動も増えている。現場では、エンジニアが複数の5G CampSitesを配備し、プライベートネットワークのカバレッジ拡張を進めることで、救助活動を支援している。