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 米General Motors(GM)は2022年9月23日、オハイオ州トレド工場に7億6000万ドル(約1090億円、1ドル=144円換算)を投資し、ライトトラックの電気自動車(EV)向け駆動ユニットの生産を行うと発表した。同工場は、GMの米国工場で初のEV用パワートレーンおよびドライブトレーンの生産拠点となる。9月から改修工事を開始する。

EV駆動ユニットの生産設備を新設するGMのトレド工場(オハイオ州)
EV駆動ユニットの生産設備を新設するGMのトレド工場(オハイオ州)
(写真:General Motors)
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 改修後は、GMのEVプラットフォーム「Ultium」向け駆動ユニットシリーズを生産することになる。駆動ユニットは、前輪駆動、後輪駆動、4輪駆動に対応し、高性能車やオフロード車にも対応できる性能を備える。トレド工場で生産した駆動ユニットは、「Chevrolet Silverado EV」「GMC Sierra EV」などのピックアップトラック、「GMC HUMMER EV」などの大型オフロード車に搭載する予定だ。

 GMは急速に電動化戦略を進めているが、まだ主力はエンジン車である。そのため、トレド工場では従来の変速機の生産を続けながら、EV駆動ユニットも生産することになる。GMは「トレド工場は、現在のGM製ライトトラックの優位性を維持しつつ、EVの成長にも重要な役割を果たす」とコメントしている。