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 人流データの解析サービスを開発するunerryと、デジタルサイネージを手掛けるimpactTVは2022年9月30日、スマホアプリに反応するIoT(インターネット・オブ・シングズ)サイネージサービス「PISTA BB」を共同開発したと発表した。同サービスに対応するアプリをスマートフォンに入れておくと、消費者にパーソナライズした情報を店舗内のサイネージに表示できる。2022年11月1日からサービスを開始する。

 具体的には同サービスに対応したアプリが消費者のスマホに入っていると、ビーコンを搭載したサイネージがリアルタイムに反応して動画を映せる。加えてサイネージの設置場所の情報も取得できるため、端末の管理が容易になるとともに、どのサイネージが多くの消費者を集めているのかなども把握できる。

 サイネージを設置する店舗が増えているものの、消費者に合った効果的な利用を進めたいという要望や、そもそもサイネージ端末がどの店舗にあるのか認識できていないなどの課題が開発の背景にあったという。そこで消費者とサイネージの位置情報を取得し、その情報を基にサイネージを運用できるようにする。

 IoTサイネージサービスは、unerryの「Beacon Bank」と、impactTVのオンラインサイネージ「PISTA」を組み合わせて開発した。Beacon BankはビーコンやGPSといった位置情報技術から消費者の行動データを蓄積・活用するIT基盤で、同基盤にビーコンを登録しておくと、サービスに対応したアプリを入れたスマホと反応する。例えばBeacon Bankに登録が済んでいる街中や店舗にあるビーコン搭載端末と、消費者が導入した買い物アプリなどが反応するわけだ。実はサイネージのPISTAにはもともとビーコンが搭載されており、そのビーコンを順次サービス向けに登録していく。

Beacon Bankのイメージ
Beacon Bankのイメージ
(画像:unerry)
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 またサイネージを介して取得したデータを基に、主な消費者がどのような年代・性別で、どんな行動範囲で生活しているのかというターゲット(ペルソナ)の構築にも役立てられるという。