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 米T-Mobile(T-モバイル)は2022年9月26日(現地時間)、カナダのロボティクス研究開発企業InDro Roboticsと連携して、遠隔監視ロボット「Sentinel」の運用試験を実施したと発表した。T-Mobileの5GネットワークにSentinelを接続し、自律走行するSentinelからの監視画像をほぼリアルタイムに送信できること、5Gを通したSentinelの遠隔操作ができることなどを確認している。

(出所:T-Mobile)
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関連ニュースリリース: T-Mobile 5G Powers Inspection Robot from InDro Robotics

 今回の試験では、米カリフォルニア州の電力研究所(Electric Power Research Institute、EPRI)の依頼を受け、Sentinelを変電所に配備。24時間の安全監視と設備検査能力を確認している。あらかじめ決められた経路を自律走行する形でモニタリングしたところ、十分満足できる結果が得られたとしている。

(出所:T-Mobile)
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 Sentinelは、サーモカメラや深度センサー、30倍ズーム機能付きカメラに加え、5Gルーターも搭載。機器の温度変化や野生動物の侵入などの異常を監視しながら、すべてのデータをほぼリアルタイムに保守チームに送信する。5Gによる遠隔からの制御も可能となっている。なおSentinelはすぐに宇宙への冒険に出かけることはないが、将来的には挑戦できるようになる可能性があるとしている。

 T-Mobileでは、中周波数帯とミリ波帯を使った超高速5Gサービス「Ultra Capacity 5G」を全米2億3500万人に提供している。今後は2022年末までに2億6000万人、2023年には3億人をカバーする予定だ。このほか低周波数帯を使った「Extended Range 5G」は、全米3億2000万人をカバーしている。

 両社は、こうしたネットワークサービスとSentinelの組み合わせにより、いつでもどこからでも安全管理可能な体制を構築できるとしている。