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 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と三井住友フィナンシャルグループ(FG)は2022年10月3日、ポイント事業の統合に関する資本・業務提携の基本合意書を締結したと発表した。CCCの「Tポイント」と、三井住友FGのグループ(SMBCグループ)企業の三井住友カードが展開する「Vポイント」を統合し、新たなポイントブランドを創出するとしている。記者会見の主なやり取りは以下の通り。 関連記事 「日本最大級の決済ポイント圏を構築する」、CCCと三井住友が資本・業務提携

新ブランドの名称はどうするのか。

SMBCグループ 既存のブランド(TポイントとVポイント)の顧客がいるので、どういうブランドにするかは協議している。新ブランドの名前やロゴはまだ決まっていない。多くの顧客に周知されているブランドなので、どういう形で引き継げばいいかというのは知恵の絞りどころだ。

ポイント業界全体の再編が進んでいる。今回の統合によってポイントをどのように生かせるのか。

SMBCグループ 今後顧客とのデジタルコミュニケーションが増えていく中で、金融事業のマーケティングにおいてポイントの魅力は非常に大きい。(両社のポイント統合で)使える場所やたまる場所を増やして顧客の利便性を高め、銀行やカードを含む金融サービスの利活用につながると考える。

CCC 決済手段を新しく生むというよりは、ポイントがたまりやすくなっていくということが非常に重要だ。

CCCにとって他の事業者とポイントを統合するのはどのようなメリットがあるのか。

CCC 1つは利用できる拠点の拡大だ。グローバルの1億拠点(Vポイントは米Visaの加盟店で利用できる)でポイントがたまり使えるのは非常に大きい。SMBCグループが保有する金融サービスを会員に提供できるようになる点も、我々独自では難しい価値だ。

今回の資本・業務提携はいつ、どちらからもちかけたのか。

SMBCグループ どちらからとは明かせないが、2022年の夏ごろからトップ同士の会話の中で議論・検討を始めた。非常に短時間のうちに様々な話が進んできた経緯がある。

システムやデータベースの統合計画は。

CCC システムに関しては今後の協議事項で、現時点で決定事項はない。また別途検討を進めていく予定になっている。

SMBCグループ ポイントを統合するため、何らかの形で合算する仕組みが必要となる。スマートフォンアプリにしろWebサイトにしろ、(新たなポイント向けサービスには)何らかの合算ロジックが必要だ。これらを含めて、どのようにシステムを構築していくのかという点は検討していく。