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 日本科学技術連盟(日科技連)の日本品質奨励賞委員会は2022年10月1日、2022年度の「日本品質奨励賞(TQM奨励賞、品質革新賞)」の受賞組織を発表した。

 TQM奨励賞を受賞したのは関工業(北海道石狩市)。建機用のアタッチメントなどを開発・製造する同社は、企業理念から経営ビジョン、行動指針、中期経営計画、方針管理に至る業務を仕組み化・見える化した経営システムを構築した点などが評価された。加えて、改善活動によって受注生産体制から、需要予測して年間生産計画を立てる平準化生産に移行。稼働率の向上や生産変動の低減、残業時間の低減などを果たして、営業利益率も大幅に向上したという。

 品質革新賞を受賞したのはパナソニック オートモーティブシステムズ(横浜市)のインフォテインメントシステムズ事業部IVIシステムズビジネスユニットとパナソニックITS(同)。両社は、大規模ソフトウエア開発において、制約理論(TOC)に基づいた手法を活用して課題の抽出や改善活動に取り組むとともに、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進。フロントローディング化を進めたことで品質の向上を図った点などが評価された。

 日本品質奨励賞の審査は、2022年5~9月にかけて行われた。同年11月10日には、受賞企業による講演会が「クオリティフォーラム2022」(主催:日本科学技術連盟)内で、同月14日には、東京・大手町の経団連会館で授賞式が行われる。