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 米Qualcomm(クアルコム)は2022年9月28日(現地時間)、仮想化5Gネットワークの商用化に向けた「Qualcomm X100 5G RANアクセラレーターカード」「Qualcomm QRU100 5G RANプラットフォーム」のサンプル提供開始を発表した。Open RAN(O-RAN)準拠の高性能で高効率なクラウドネイティブ5Gソリューションを提供することで、低コストでシンプルな5G展開を支援する。

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 Qualcomm X100 5G RANアクセラレーターカードはCPUから完全に独立した統合ハードウエアアクセラレーションとなる。高負荷の5Gベースバンド処理をCPUからオフロードすることで、消費電力とCPUコア数を最大50%削減し、高性能、低遅延、電力効率に優れた仮想化5Gネットワーク展開をサポートする。

Qualcomm X100 5G RANアクセラレーターカード
Qualcomm X100 5G RANアクセラレーターカード
(出所:Qualcomm)
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 O-RAN準拠のすべてのベースバンド機能分割オプションをサポートし、ビームフォーミングや64T64R Massive MIMOを含むO-RANフロントホール、5G NR L1 Highに対応している。

 Qualcomm QRU100 5G RANプラットフォームは64T64R Massive MIMOに対応し、電力効率にも優れた高性能な5Gモデム-RFシステムである。

Qualcomm QRU100 5G RANプラットフォーム
Qualcomm QRU100 5G RANプラットフォーム
(出所:Qualcomm)
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 O-RAN準拠のすべてのベースバンド機能分割オプションをサポートし、マルチオペレーターRAN共有、動的周波数共有技術(Dynamic Spectrum Sharing、DSS)などの機能に対応。サブ6(6GHz未満の周波数帯)からミリ波まで、コスト効率の高い5G RAN構築を支援する。

 これら2製品は、2023年後半からの商用展開を予定している。